7月は長雨、8月は猛暑・日照り、9月は台風。気候が“優しさ”を
無くし、トゲトゲしくなっています。前回の学習会での長野県職員から
の報告テーマ「ゼロカーボン社会」を2050年の目標年を待たずに、一刻
も早く実現しないと、気候が“暴走”しかねません。

 北海道寿都町が核のゴミの最終処分場の「文献調査」の応募を検討し
ています。町の一般会計の予算総額が約50億円という小規模自治体に、
調査に応募すると20億円も交付される仕組みは、まさに札束でほっぺた
をたたくやり方です。応募しても途中で撤退すればいいという意見も町
にはあるようですが、原発が麻薬に例えられるように、いったん禁断の
お金に手を出してしまうと、中毒症状になることは火を見るより明らか
です。北海道や周辺自治体、漁協などは反対していますが、町長は検討
を継続する姿勢を崩していません。ただ、町長の姿勢だけを批判するの
ではなく、住民に分断と対立を持ち込むような制度をつくった国の責任
こそが問われなければなりません。


【市民集会・脱原発2020in信州第2回実行委員会】
1.日 時 9月16日(水) 10時
2.場 所 長野県労働会館 5階 大会議室
※いつもと会場が変わります。ご注意を。
     ※ホテル国際21北側のビルです。
3.内 容 集会の開催要綱、準備について
【学習会】
1.日 時 9月16日(水) 11時
2.場 所 同所
3.内 容 ①原発被ばく労働について
       チューター 草野麻理子さん
     ②柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会会報の紹介 
       大沢哲夫さん

2020年9月8日


             (文責:事務局担当 喜多)