家のレッドロビンが“赤々”と新芽を出しています。冬の間、枯れ
木のようだったアジサイが“青々”とした新芽に覆われました。ま
さに新緑の季節の真っただ中。すべての植物に“命の勢い”がある
この季節、個人的には一番好きな季節です。

今村・前復興大臣の「まだ東北でよかった」発言は「言葉足らず」
という言い訳は全く通用しない、まさに本音むき出しの発言です。
まあ、内閣の最高責任者が「読売新聞を読め!」と堂々と国会でお
っしゃるお方ですから、そんなふざけた内閣の一員としては、当た
り前の発言だったかもしれません。東北の人々が地震、津波、原発
事故でどれだけの被害を受けて、どんな悲しみや苦しみを感じたの
か、この6年半の間、どのような思いで暮らしや仕事をしてきたの
か、少しでも想像力があるお方なら、絶対に出てこない言葉です。
一方で、民衆の軽やかな振る舞いもありました。「東北でよかった」
を逆手にとって、本当に東北にいいところをインターネットで発信
する無数の市民がいました。観光地あり、食べ物あり、風景あり、
人間あり、東北の良さが多くの東北の人々によって取り上げられま
した。

権力に対して「まなじりを決して」対決する方法も当然ありだと思
いますが、したたかに、軽やかに、ユーモアを持って権力と“対峙”
することもまた、歴史の中で培われた民衆の知恵なんでしょうね。

1.日 時 5月15日(月) 10時
2.場 所 長野市ふれあい福祉センター5階-3
3.内 容 ①みんなで話し合い…自分の思っていることについて意
見交換しましょう。

2017年5月9日

 (文責:事務局担当 喜多)