2014年09月

【10月26日長野市】
 
「10・26脱原発2014in信州
  原発ゼロ社会への道 ―再稼働に異議あり」

いま日本の原発はすべて止まっています 。
今年 の夏も暑かった 。
1年でもっと も電力消費がピークを迎える季節。
でも 、初めて原発ゼロで乗り切りました。
原発がなくても日本の電力は足りていると証明した夏でした。
2014年5月、画期的な判決が出ました。
大飯原発の運転差止め訴訟の福井地裁判決。
「原発の運転停止によって、多額の貿易赤字が出るとしてもこれを国
富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土と、そこに国民が根
を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことがで
きなくなることが 、国富の喪失である。」
また、判決は原発の安全性についても明快な判断を下しました。
「確たる根拠のない楽観的見通しもとに、初めて成り立ち得る脆弱な
ものである」
川内原発をはじめ原発再稼働の流れがつくられようとしています。
本当に原発を動かしていいのか。
いま、立ち止まってじっくりと考える時です 。
 
講師:海渡雄一氏(弁護士、原子力市民委員会委員/脱原発弁護団全
 国連絡会共同代表)
 
と き 10月26日(日) 13:30
ところ 長野市ふれあい福祉センター 5階 大ホール
   (長野市大字鶴賀緑町1714 ―5)
    市役所東側 /駐車は長野市役所「第5駐車場」(踏切反対側)
    も利用可
資料代 500 円
主催:市民集会「脱原発2014 in 信州」実行委員会
連絡先 080-3208-3267(宮本 )
    026-234-2116(県原水禁 )

天候不順が続き、各地で未曽有の豪雨などに見舞われた夏も過ぎ
去りました。空の高さはまだ感じられませんが、確実に秋はやっ
てきています。私にとって一番怖いのは「食欲の秋」。冬眠する
熊じゃないんだから、そんなにお腹に肉をため込まなくても…。
 『朝日新聞』が政府事故調の「吉田証言」を5月にスクープし、
昨日社長が誤報であったと謝罪しました。フジサンケイグループ
や『読売新聞』などが、ここぞとばかり『朝日』たたきに走って
います。
確かに『朝日』の「吉田証言」の報道の際、見出しなどで「命令
違反で撤退」と表現したことは、厳密に言えば誤った解釈であっ
たと思います。しかし、一部右翼ジャーナリストが『朝日』をた
たく裏には、安倍政権や電力業界、財界の原発再稼働にむけた思
惑が潜んでいることは間違いありません。また、従軍「慰安婦」
問題や池上コラムの掲載拒否などでも『朝日』はたたかれていま
すが、その背景には原発のみならず、うすら寒いものを感じます。
集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法など、この国は確実に
“戦時準備体制”に入っています。そのためにリベラルな論調や
反対意見を封殺していく意図が隠されていると言わざるをえませ
ん。「いつか来た道」を歩かされていることを自覚しなければ。
 
1.日 時 9月19日(金)10時
2.場 所 長野市ふれあい福祉センター4階会議室
3.内 容 ①原子力市民委員会『原発ゼロ社会への道』を読む
     (第5章)
       レポーター 喜多英之 さん
      ※『原発ゼロ社会への道』の持参を
 
2014年9月12日  
 
 (文責:事務局担当 喜多)

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